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TCH(嚙みしめ癖)

TCHは、歯ぎしりや歯を食いしばる状況とも違って、意識せず上下の歯が軽く触れている程度の状態をいいます。日常生活の中でついやってしまっている癖のことで、自覚がなくても何かに集中すると知らず知らずのうちにしている可能性が高いとされています。

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TCHで影響が出るのは、顎関節です。

顎関節に長時間力がかかる→咬筋という筋肉が緊張状態に陥り疲弊→これを補おうと首や

肩などの筋肉が緊張して肩こりを認識→顎のずれを引き起こす。

TCHの症状

①肩こり ②顎から異音が出る ③口が開かない ④顎に激痛が走る 

顎関節症

顎の接触部位である顎関節に絶えず負担がかかることで、周りの筋肉や関節に痛み感じ、ひどくなると口が開けられない状態にまで陥る病気。

最近その原因として注目されているのがTCHなのです。ストレスなどによりTCHを行うようになり歯と歯が触れている間中、顎関節に力をかけすぎていることで顎関節内の「関節円板」と呼ばれるクッションに負担がかかりこの部がズレを生じて、口が開きにくくなったり、激痛を生じるようになったりします。

TCHの改善方法

「歯を離して力を抜く」と書いた付箋を家の中、仕事場などに10か所以上貼る。

通常食事のみでの接触時間は20分くらいとされていますが、TCHのある人は数時間以上接触しています。

この付箋を見ることで接触時間がずいぶん改善され次第に症状が軽減されるようです。

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